子ども(12歳以上)に対するワクチン接種の意義
11/20/2021 9:30:03
新型コロナ
今日のポイント:健康な子ども(12歳以上)のワクチン接種は意義がある。
こどもがワクチン接種をする意義はあるんでしょうか?という質問を受けたので、今日はこの疑問について調べてみました。

日本小児科学会(2021/09/09時点)によると、ワクチンを接種するメリットとして
- ワクチン接種は従来通りの生活を取り戻す一助になる
- 海外のデータでは、新型コロナういるす感染症を発症したのは、ワクチンを2回受けた子ども1,119人中0人、未接種では1,110人中18人であり、予防効果を認めた
- 12~15歳の方が16~25歳に比べワクチン接種後の抗体価が高かった
が挙げられていました。
一方でデメリットとしては、成人同様に発熱、倦怠感、頭痛、注射部位の痛みなどがあります。(詳細は以前記事にまとめたのでそちらを参照してください。ファイザー製コロナワクチンの副反応)
成人同様にこれら副反応は数日で自然軽快となります。ごくまれに若年男性は心筋炎の発生も報告されていますが、こちらも多くは軽症とされています。
心筋炎ついて詳しく知りたい方はこちらをクリック (心筋炎ってなに?)
ワクチン接種のメリットとデメリットを考えて、必要に応じてかかりつけ医に相談しましょう。
参考:
- 新型コロナワクチンに関するQ&A|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
- ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
この記事が気に入ったらいいね・シェア!↓