ファイザー製コロナワクチンの副反応
11/10/2021 10:00:00
新型コロナ
今日のポイント:ワクチン副反応の症状持続期間は概ね1-2日程度
国内第I/II相試験(C4591005試験)で報告された副反応発現率をまとめると以下のようになりました。全体で160例(接種群119例、プラセボ群41例)です。
![image](https://images.microcms-assets.io/assets/66394d2fe70a44d5b891932e95b635a6/97474bd875fb4d8b8569c7a5d93fc066/pfizer-1.png)
![image](https://images.microcms-assets.io/assets/66394d2fe70a44d5b891932e95b635a6/6384567c43894cbf86603cf240333e3c/pfizer-2.png)
![image](https://images.microcms-assets.io/assets/66394d2fe70a44d5b891932e95b635a6/4b3037461c6d4671bb7265688351a804/pfizer-3.png)
ここで、Grade3以上の副反応とは、「日常生活に支障をきたした」場合のことを指しています。
また、発熱は37.5℃以上の場合、Grade3以上の発熱は38.9℃以上の発熱のことを指しています。
このようにグラフを見て、副反応の起こりやすさで順位を付けると
1位 注射部位の疼痛(1回目86.6%、2回目79.3%)
2位 疲労・全身倦怠感(1回目40.3%、2回目60.3%)
3位 頭痛(1回目32.8%、2回目44.0%)
一番頻度の多い注射部位の疼痛は、接種当日から翌日に発現し、持続期間は2日(中央値)でした。
その他の全身性の副反応は接種翌日に発現し、持続期間は1日(中央値)でした。
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