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夜勤と日勤の頭痛有病率、ストレスや睡眠との関連はあるか?

2/24/2026 10:00:05

その他

今日のポイント
→夜勤に関連する概日リズムの乱れが、夜勤者の頭痛の主な原因である可能性

同一被験者における夜勤と日勤の影響が頭痛発症にどう影響を及ぼすか調査しました。ンマーク・The National Research Centre for the Working Environmentからの報告です。(Headache誌、2025年10月号)

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Danish hospital sectorの女性雇用者を含む「1001 nights-cohort」において、14日間の反復測定データを用いた解析を行いました。データは、2022年9月〜2024年4月に収集されました。参加者は、労働時間、睡眠、仕事関連の心理社会的ストレス要因、身体的職務負担、頭痛の発生(あり/なし)に関する毎日の情報を14日間連続で記入し提出しました。1回以上の日勤と1回以上の夜勤のデータを有する参加者を解析対象としました。522人の参加者より3,348日の測定(日勤:1,926日、夜勤:1,422日)について回答が得られました。参加した個人内の反復測定を考慮し、可能性のある交絡因子を調整したうえで、頭痛の有病率比(PR)を推定しました(調整有病率比:aPR)。

・頭痛は、日勤では21.5%、夜勤では27.9%で報告されました。
・仕事関連の心理社会的ストレス要因、身体的職務負担、睡眠時間および睡眠の質で調整した場合、夜勤は日勤と比較し、頭痛の有病率が有意に高くなりました(aPR:1.31、95%信頼区間[CI]:1.13〜1.52)。
・連続夜勤では、同様に調整した頭痛の有病率は、最初の夜勤を基準とした場合、2回目の夜勤で最も高くなりました(aPR:1.20、95%CI:1.02〜1.42)。

以上より、心理社会的ストレス、身体的職務負担、睡眠時間の短さ、睡眠の質の低下は、夜勤で観察された頭痛有病率の増加を説明できず、したがって、夜勤に関連する概日リズムの乱れの連鎖的な影響および根底にあるメカニズムが、夜勤者の頭痛の主な原因である可能性が示されました。


参考文献:
The acute effect of night work‐related circadian misalignment on headache episodes: Results from the 1001 nights‐cohort - PMC

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