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加熱式タバコと頭痛

6/28/2026 10:00:00

その他

今日のポイント
→加熱式タバコも頻回な頭痛に関連

加熱式タバコは、従来の紙巻タバコより「有害物質が少ない」と一般的に認識されているが、頭痛との関連について調査しました。長岡技術科学大学からの報告です。(Headache誌オンライン版、2026年3月2日号)

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2025年2月〜3月に実施された「日本における社会と新型タバコに関するインターネット調査研究プロジェクト」(JASTIS研究)の回答者のうち2万3,228例(年齢中央値49歳、女性49.3%)を対象としました。過去1年間に「時々」または「頻繁に」頭痛を経験した人を「自覚的な頻回な頭痛」と定義しました。タバコの使用状況(現在使用、過去使用、非使用)ごとに、年齢、性別、BMI、既往歴(うつ病、睡眠障害、脂質異常症など)、ライフスタイル(コーヒー、アルコール摂取)などを調整した多変量ロジスティック回帰分析を行い、頭痛の有病率との関連を検討しました。

・解析対象者の25.5%(5,923例)が頻回な頭痛を報告しました。
・多変量解析の結果、タバコ非使用者と比較した「頻回な頭痛」の調整オッズ比(aOR)は以下のとおりでした。
- 現在の紙巻タバコ使用者:1.71(95%信頼区間[CI]:1.44~2.03、p<0.001)
- 過去の紙巻タバコ使用者:1.54(95%CI:1.37~1.73、p<0.001)
- 現在の加熱式タバコ使用者:1.15(95%CI:1.01~1.32、p=0.038)
- 過去の加熱式タバコ使用者については、有意な関連は認められませんでした(1.09、95%CI:0.96~1.24、p=0.203)
・事後比較により、加熱式タバコよりも紙巻タバコのほうが、頭痛との関連が有意に強いことが示されました(aORの比:1.48、95%CI:1.19~1.84)。
・女性(aOR:2.30)、睡眠障害(2.78)、うつ病(1.92)、カフェイン飲料の摂取(1.07)なども頭痛と有意に関連していました。
・一方、週2回以上の飲酒は負の関連を示しました(0.76)。

以上より、紙巻タバコだけでなく加熱式タバコの使用も、頻回な頭痛の有病率上昇と独立して関連していることを明らかにしました。


参考文献:
Conventional cigarettes, novel heated tobacco products, and self‐reported frequent headache association in Japanese individuals: Insights from the JASTIS study, a Japanese cross‐sectional analysis - Katsuki - Headache: The Journal of Head and Face Pain - Wiley Online Library

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