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インフルワクチン、感染後も心血管イベントリスクを抑制

7/21/2026 10:00:00

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インフルワクチン接種と心血管イベントリスクの関連を調査しました。欧州疾病対策センター(ECDC)からの報告です。(Eurosurveillance、2026年4月号)

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2014~2025年にデンマークでインフルエンザ感染が確認され、かつ、心筋梗塞または脳卒中の治療を受けた40歳以上の入院患者1,221人(1,231件)のデータを解析に用いました。この集団の主な特徴は、年齢中央値が75歳(四分位範囲66~82歳)、男性54%で、35%が心筋梗塞、65%が脳卒中であり、全体として半数(50%)がワクチン接種済みの患者でした。

・解析の結果、インフルエンザの感染が確認された後1週間以内の心血管イベントのリスクは、その他の期間(感染前または感染から1週間以上経過後)に比べて有意に高いことが確認されましたが、ワクチン接種済みの場合はそのリスクの上昇がほぼ半減することが示されました。
・具体的には、季節の影響を調整後、ワクチン未接種の場合はインフルエンザ感染から1週間以内の心血管イベントリスクがそれ以外の期間に比べて4.7倍に上るのに対して(調整発生率比〔aIRR〕4.7〔95%信頼区間3.3~6.6〕)、ワクチン接種済みの場合は2.4倍でした(aIRR2.4〔同1.5~3.8〕)。

以上より、インフルワクチンにより、たとえ感染したとしても、感染に伴う心筋梗塞や脳卒中といった心血管イベントのリスク上昇が抑制されることを示すデータが報告されました。


参考文献:
Eurosurveillance | Influenza vaccination attenuates acute myocardial infarction and stroke risk following influenza infection: a register-based, self-controlled case series study, Denmark, 2014 to 2025

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