うつ病予防に最適な睡眠時間とは?
3/15/2026 10:00:00
今日のポイント
→より良い睡眠時間は、平日7.5~7.8時間、週末8.0~8.7時間
睡眠時間とうつ病の関係を調査しました。中国・四川農業大学からの報告です。(International Journal of Behavioral Medicine誌オンライン版、2025年12月19日号)
対象は、パンデミック前の最新の米国国民健康栄養調査(NHANES)2017~20年3月より抽出された、20歳以上の成人4,089人としました。睡眠時間とうつ病指標との関連を調査するため、相関分析および非線形回帰分析を実施しました。さらに、性別による差異の可能性を調査するため、性別ごとに層別化し、分析しました。
・スピアマン相関係数および制限付き3次スプライン解析の結果、週末の睡眠時間はうつ病の有病率と相関していました。
・しかし、うつ病の総スコアやアノイアンスとは相関は認められませんでした。
・制限付き3次スプライン解析では、睡眠時間とうつ病の有病率、総スコア、アノイアンスとの間にU字型の関連が認められました。
・うつ病の有病率の変曲点は、平日で約7.7時間、週末で約8.3時間でした。
・睡眠時間中央値を基準とした期待オッズ比に基づくと、より良い睡眠時間は、平日7.5~7.8時間、週末8.0~8.7時間であると特定されました。
・この関連性には、男女差も認められました。
以上より、より良い睡眠時間は、平日7.5~7.8時間、週末8.0~8.7時間と推定されました。
参考文献:
How Long Should We Sleep? Exploring the Relationship Between Sleep Duration and the Prevalence of Depression | International Journal of Behavioral Medicine | Springer Nature Link
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