ワクチン接種率が10%上昇すると?
5/24/2022 10:00:03
新型コロナ
今日のポイント:ワクチン接種率10%上昇で、死亡率が8%、入院率が7%低下
今回は米国疾病予防管理センター研究グループからの最新の報告を紹介します。ワクチン接種による集団への影響を数値化した研究として注目を集めています。(BMJ誌、2022年4月27日号掲載)
2020年12月14日~2021年12月18日に報告された合計13万2,791郡の週ごとのデータを用いて解析しました。
- 結果、COVID-19発症が3,064万3,878例、COVID-19関連死が43万9,682例観察されました。
- ワクチン接種率が10%上昇するごとに、死亡率が8%、入院発生率が7%低下することが認められました。
今回のデータは、個人個人におけるワクチンの効果が集団に対してどの程度効果があるのかというのを数値的に示した研究成果です。
少しずつ従来の生活を取り戻しつつありますが、今後も一人ひとりのワクチンを含めた対策が社会全体の利益を守っていくことにつながります。
参考:Public health impact of covid-19 vaccines in the US: observational study | The BMJ
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