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飲酒と加齢性難聴

1/8/2026 10:00:05

その他

今日のポイント
→飲酒が加齢性難聴リスクに影響

加齢性難聴における飲酒の影響について調査しました。東北大学からの報告です。(Scientific Reports誌オンライン版、2025年12月2日号)

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本研究では、東北メディカル・メガバンク計画のコホートデータ(自己申告式質問票および純音聴力検査閾値:500、1,000、2,000、4,000Hz)を用いて、飲酒量と加齢性難聴の関連を調査しました。加齢性難聴は、聞こえが良いほうの耳で閾値が25dBを超える状態と定義しました。50~79歳の男性5,219人と女性9,266人を対象に、多重ロジスティック回帰分析を男女別に実施しました。

・男性では、1日当たりアルコール摂取量が60~80g(オッズ比[OR]:1.42、95%信頼区間[CI]:1.05~1.94)および80g以上(OR:1.55、95%CI:1.12~2.16)において4,000Hzでの加齢性難聴の発症リスクが高いことと有意に関連していました。
・一方、女性では1日当たり10~20gのアルコール摂取が4,000Hzにおける加齢性難聴の発症リスクが低いことと有意に関連していました(OR:0.81、95%CI:0.68~0.96)。
・飲酒関連の一塩基多型(SNP)の評価から、アルコールが加齢性難聴に及ぼす影響は遺伝子型によって異なる可能性が示唆されました。

以上より、男性では過度の飲酒は潜在的な危険因子となるが、女性では適度な飲酒は保護効果をもたらす可能性が示されました。


参考文献:
Relationship between age-related hearing loss and alcohol consumption in a Japanese population | Scientific Reports

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