SNS依存と学業成績の関係
3/21/2023 10:00:03
その他
今日のポイント:SNS依存者は学業成績低下ならびに不安、抑うつ症状と関連あり
SNS依存と学業成績の関係を調べた研究をご紹介します。エチオピア・Mettu Universityからの報告です。(Aman DulePLOS ONE誌、2023年2月6日号)
2021年12月1日~30日、システマティックランダムサンプリングを用いて募集した大学生422人を対象に横断的研究を実施しました。Facebookに対する依存度はBergen Facebook Addiction Scale(BFAS)、自尊心はRosenberg自尊感情尺度(RSES)、不安抑うつ症状は病院不安抑うつ尺度(HADS)、学習習慣はStudy Habit Questionnaire(SHQ)を用いて評価しました。
- 対象者の平均年齢は23.62±1.79歳、男性の割合は51.6%でした。
- 対象者の大半にFacebook依存が認められ、Facebook依存と学業成績の低下および不安、抑うつ症状などとの正の相関が認められました。
以上より、SNS依存は学業成績低下だけでなく、精神的な健康状態や自尊心の低下などとも関連していることがわかりました。
参考:Facebook addiction and affected academic performance among Ethiopian university students: A cross-sectional study | PLOS ONE
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