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コロナ5類移行後の対応5点②

5/9/2023 10:00:04

新型コロナ

今日のポイント:患者対応、感染対策、コロナワクチン


前回の記事【コロナ5類移行後の対応5点①】の続きです。

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(3)新型コロナウイルス感染症の患者等への対応
 感染症法に基づく入院措置・勧告、外出自粛要請といった私権制限がなくなります。これに伴い医療費や検査費用の1~3割が自己負担となります。位置づけ変更による急激な負担増を避ける観点から、入院医療費や新型コロナ治療薬の費用は期限を区切り軽減します(現時点では9月末まで)。入院医療費は原則2万円、新型コロナ治療薬は全額補助とし、受診相談機能や宿泊療養施設の一部は期限を区切り継続されます。外出を控えるかどうかは、ウイルスの排出期間や外出を控えることが推奨される期間(発症後5日間)を参考に個人で判断します。
 
(4)基本的な感染対策
 マスクの着用をはじめとする基本的な感染対策については、個人や事業者の判断に委ねることを基本とします。入場時の検温やパーティションの設置なども政府として一律に求めることはせず、対策を行った場合の効果など情報提供を進めていきます。感染対策の実施に当たっては感染対策上の必要性に加え、経済的・社会的合理性や持続可能性の観点も考慮して改めて感染対策の検討をお願いすることとします。
 
(5)新型コロナワクチン
 新型コロナワクチンについて、特例臨時接種として、引き続き自己負担なく接種を実施します。追加接種の対象となるすべての人を対象に9月を目途に接種を開始する予定ですが、高齢者など重症化リスクの高い人には5月8日から接種を実施します。
 
なお、今後、オミクロン株とは大きく病原性が異なる変異株が出現するなど、科学的な前提が異なる状況になれば、ただちに対応を見直すとしている。
新型コロナの罹患後症状(いわゆる後遺症)については、オミクロン株については従来の株に比べ罹患後症状患者の割合は下がっているという研究結果も示されている一方、流行の規模は大きくなってきています。


参考:

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