5～11 才への 3 回目接種承認

今日のポイント：5～11 歳への 3 回目ファイザー製ワクチンを承認
 

コロナ感染拡大が持続する中で、厚生労働省は 8 月 30 日、5～11 歳を対象とするファイザー製新型コロナウイルスワクチンの 3 回目追加接種を承認しました。

今回の追加接種の年齢層の拡大は、海外臨床試験データに基づいており、本剤 10μg を 2回接種済みの 5～11 歳の小児参加者 401 例に、2 回目接種から 5～9 ヵ月後に本剤 10μgを 1 回接種したときの免疫原性および安全性が検討・確認されました。
3 回目接種後の安全性については、治験薬接種後 7 日間で報告された 371 例の副反応の発現状況を評価しました。主な副反応の発現状況（事象全体およびGrade3 以上）としては、

• 注射部位疼痛、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱（38.0 度以上）
• 注射部位疼痛は、接種当日に発現し、持続期間は 2 日（中央値）
• その他の全身性の事象は接種翌日に発現し、持続期間は 1 日（中央値）

以上のように、小児に対しても今後 3 回目接種が拡大していきそうです。

 
参考：コミナティ筋注 5～11 歳用の用法・用量追加承認について｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)