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インフルにかかりやすい人の5つの特徴とは?

12/30/2025 10:00:05

その他

今日のポイント
→インフルエンザにかかりやすい人の傾向として、高血糖、肺炎の既往、多忙・睡眠不足、栄養不良、アレルギーの5つの特徴

インフルエンザ感受性に関連する複数の背景因子とそれらの関連性を明らかにするため、大規模な健康診断データを解析しました。弘前大学からの報告です。(Scientific Reports誌、2025年8月21日号)

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岩木健康増進プロジェクト(2019年分)では、血液検査、生活習慣、職業、既往歴、体組成など3,000項目以上の健康データを収集しており、今回の研究ではインフルエンザ発症に関連する165項目を抽出して解析しました。ロジスティック回帰分析でインフルエンザ発症に関連する因子を抽出し、ベイジアンネットワーク解析でそれらの因果関係を可視化しました。さらに相対的寄与(RC)値に基づくクラスタリングにより、インフルエンザに罹患しやすい参加者の特徴パターンを抽出しました。

・解析対象は1,062人(平均年齢52.7±15.3歳、女性59%)でした。
・121人が過去1年間にインフルエンザに罹患していました。
・ロジスティック回帰分析では、肺炎の既往、睡眠不足、生活環境(同居人数や通勤環境など)、栄養状態、糖代謝異常、アレルギーなどがインフルエンザ発症に関連する因子として抽出されました。
・ベイジアンネットワーク解析では、「既往歴・心肺機能」と「睡眠」がインフルエンザ発症に直接関与する主要因子として抽出されました。
・また、「栄養・食品」から「血液検査」「アレルギー」「生活習慣」などを介して発症に至る間接経路も示されました。
・全参加者を対象としたクラスタリングでは、肺炎の既往、睡眠障害、高血糖関連指標が高い集団におけるインフルエンザ罹患率のオッズ比は3.6でした。
・インフルエンザ罹患者を対象としたクラスタリングでは、高血糖、肺炎の既往、多忙・睡眠不足、栄養不良、アレルギーの組み合わせが、インフルエンザにかかりやすい人の特徴パターンであることが明らかになりました。

以上より、インフルエンザにかかりやすい人の傾向として、高血糖、肺炎の既往、多忙・睡眠不足、栄養不良、アレルギーの5つの特徴パターンが特定されました。


参考文献:
Network analysis reveals causal relationships among individual background risk factors leading to influenza susceptibility | Scientific Reports

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