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日本の乳がん・子宮頸がん・卵巣がんの5年純生存率の推移:2000~14年

5/14/2026 10:00:05

がん

今日のポイント
→日本の乳がん、子宮頸がん、卵巣がんの女性の5年純生存率は2000~14年に改善し、この期間を通じて世界的に高い水準を維持

2000~2014年の日本の乳がん、子宮頸がん、卵巣がんの女性の5年純生存率を調査しました。神奈川県立がんセンターからの報告です。(Japanese Journal of Clinical Oncology誌、2026年3月号)

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本研究は、国内16の地域がん登録データから、2000~14年に乳房、子宮頸部、卵巣に原発する腫瘍と診断された15~99歳の女性のデータを分析しました。世界的ながん生存率調査プログラムであるCONCORD-3の日本人データを用いました。追跡期間は診断後5年間、もしくは2014年12月31日までとしました。上皮内がんや死亡診断書のみの登録は除外しました。5年純生存率は、診断の暦年、形態、および病期別にPohar-Perme法を用いて推定し、International Cancer Survival Standard(ICSS)の重み付けを用いて年齢を調整しました。

・2000年から2014年の間に、乳がんの5年純生存率は、85.9%(95%信頼区間:85.2~86.6)から89.4%(同:88.9~89.9)に、子宮頸がんの5年純生存率は67.5%(同:66.3~68.7%)から71.4%(同:70.4~72.3)に、卵巣がんの5年純生存率は35.5%(同:33.8~37.%)から46.3%(同:44.9~47.7)に改善しました。
・局所のStageで診断された腫瘍の5年生存率は一貫して高く(乳がんは98%超、子宮頸がんは90%超)、卵巣がんの生存率は形態によって大きく異なりました。

以上より、日本の乳がん、子宮頸がん、卵巣がんの女性の5年純生存率は2000~14年に改善し、この期間を通じて世界的に高い水準を維持していたことが明らかになりました。


参考文献:
Trends in 5-year net survival for women diagnosed with breast, cervical or ovarian cancer in Japan, 2000–14 (CONCORD-3) | Japanese Journal of Clinical Oncology | Oxford Academic

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