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コロナ禍でこころの健康を保つコツ

2/20/2022 9:30:02

新型コロナ

今日のポイント:決まったことを、決まった時間に。


 世界的大流行が続く新型コロナウイルス感染症で、これまでの生活様式から大きくライフスタイルが変わりました。在宅勤務などの時間が増え、かえって精神的に負担に感じている人も多数います。本日は日本うつ病学会HPより参考にした【コロナ禍でこころの健康を保つコツ】について考えていきましょう。

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 私たちの生活リズムの最も基本となっている24時間周期の体内リズムは、一定のリズムで毎日正しく社会的活動を行うことが非常に重要で、これが乱れると体の調子だけではなくこころの調子も乱れてきてしまいます。
 特にうつ病や双極性障害などのこころの病気を持っている人はこの体内時計をしっかりと保つ工夫をすることが大切です。コロナ禍であっても以下の点に注意して生活を送ることがこころの安定には欠かせません。

  • 毎朝決まった時間に起きて、決まって行う日課を取り入れましょう。
  • 毎日一定時間、特に午前中に三密を避けて外に出ましょう。日光を浴びることはとても大切です。
  • 毎日行う日課は時間を決めて行いましょう。在宅勤務、友人との電話、学習など、毎日同じ時間に行いましょう。食事も決められた時間に行いましょう。 
  • コロナ禍であっても人との交流は必要です。直接会えなくても電話やテキストを介したメッセージなどを組み合わせて人との適切なつながりを保ちましょう。
  • 日中の昼寝は避けましょう。夜一定の時間に眠れなくなります。起床と就寝の時間を決めておくことは大切です。

以上のことは当たり前のことばかりですが、いずれも重要な内容です。
 もうしばらく続きそうなこのコロナ禍での生活ですが、上記のような工夫を少しずつ行ってみましょう。


参考文献:

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