PTSDと片頭痛
6/21/2026 10:00:05
今日のポイント
→PTSDと片頭痛の間に強い関連性あり
片頭痛と心的外傷後ストレス障害(PTSD)との関連について調査しました。ドイツ・Carl von Ossietzky Universitat Oldenburgからの報告です。(Headache誌、2026年4月号)
MEDLINE(PubMed経由)、EMBASE(Elsevier経由)、PsycInfo(EBSCOhost経由)において、2024年11月22日までに報告された研究を包括的に検索しました。対象研究は、成人集団を対象にPTSD群と非PTSD群における片頭痛の有病率または発生率を報告しているものとしました。研究の実施場所、言語、出版時期に関する制限は設けませんでした。2人の独立したレビューアーにより、研究の選択とデータ抽出を行いました。結果は、記述的に統合しました。研究の質は、ジョアンナ・ブリッグス研究所のチェックリストを用いて評価しました。
・1万2,801件の研究のうち、11件(5ヵ国)の研究を対象に含めました。
・研究対象集団には、軍人、一般住民、看護師、妊婦、学生が含まれました。
・PTSD患者における片頭痛の有病率は、非PTSD患者と比較して高く(9研究、6.5~46.5%vs.1.4~25.8%)、発生率推定値(1研究、48.5%vs.39.5%)および発生率(1研究、5.74%vs.1.22%)も同様でした。
・すべての研究において、PTSDと片頭痛の間に正の関連が報告されており、その比率は1.2~4.7の範囲でした。
以上より、PTSDと片頭痛の間に強い関連性があることが示されました。
参考文献:
The association between posttraumatic stress disorder and migraine: A systematic review - PMC
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