食事のタイミングと日本人の認知症リスクとの関係
10/1/2026 10:00:05
今日のポイント
→深夜の夕食および朝食抜きは認知症の発症リスク上昇
食事のタイミングと認知症について調査しました。九州大学からの報告です。(GeroScience誌オンライン版、2026年7月28日号)
2016年4月~2021年3月の19自治体におけるレセプトデータを含むLIFE研究(Longevity Improvement & Fair Evidence Study)のデータが用いられました。深夜の夕食(就寝前2時間以内の夕食を週3回以上)および朝食抜き(週3回以上)については、健康診断時に評価し、「あり」または「なし」として解析しました。すべての原因による認知症の発症は、ICD-10のコードを用いてレセプトデータから特定しました。関連性の推定には、死亡を打ち切りとして扱う原因別Cox比例ハザードモデルを用い、ハザード比(HR)と95%信頼区間(CI)を算出しました。その際、ベースライン時の人口統計学的因子、生活習慣、併存疾患について事前に規定した調整を行いました。
・対象者28万3,166例(平均年齢:72.8±5.5歳、女性の割合:58.5%)のうち、深夜の夕食は3万6,609例(12.9%)、朝食抜きは1万7,727例(6.3%)で報告されました。
・フォローアップ期間中、認知症の発症は1万8,056例、死亡は1万6,390例でした。
・深夜の夕食(HR:1.17、95%CI:1.12~1.20)および朝食抜き(HR:1.13、95%CI:1.06~1.20)のいずれも、すべての原因による認知症の発症リスク上昇と関連していました。
以上より、深夜の夕食および朝食抜きは、すべての原因による認知症の発症リスク上昇と関連することが示唆されました。
参考文献:
Late-night dinner, skipping breakfast, and the risk of dementia in Japan: the LIFE Study | GeroScience | Springer Nature Link
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