title

ゴルフと認知機能

8/30/2026 10:00:07

認知症

今日のポイント
→日本人高齢者、ゴルフと認知機能が関連あり

ゴルフの継続期間や頻度と認知機能との関係を調査しました。国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センターからの報告です。(Acta Psychologica誌、2026年8月号)

image

愛知県大府市で募集された65歳以上の地域在住高齢者4,575人を対象にした横断研究です。参加者を現在のゴルフのプレー状況に基づき、「ゴルフをしている」「ゴルフをやめた」「ゴルフ経験がない」の3群に分類しました。4つの認知機能テストのうち1つ以上で閾値を下回った参加者は、認知機能の低下があると判断しました。

・参加者の平均年齢は72.8±5.4歳(範囲:65〜93歳)でした。
・認知機能の低下は、ゴルフをしている群(509人)で14.1%、ゴルフをやめた群(571人)で20.1%、ゴルフ経験がない群(3,495人)で21.6%に認められました。
・認知機能の低下については、ゴルフしている群はゴルフ経験がない群と比べてオッズ比(OR)が有意に低かくなりました。
・ゴルフ歴が長いほどORが有意に低かった(p<0.01)が、ラウンド数や練習回数との間に関連は認められませんでした。
・記憶機能の低下については、ゴルフをやめた群およびゴルフをしている群ではゴルフ経験がない群と比べて、ORが有意に低くなりました。
・実行機能の低下については、ゴルフしている群はゴルフ経験がない群と比べて、ORが有意に低くなりました。

以上より、高齢期にゴルフを継続することは認知機能低下リスクが低いことと関連しており、またゴルフ歴が長いほどリスクが低いことが示されました。


参考文献:
Relationship between playing golf and cognitive function in old age - ScienceDirect

この記事が気に入ったらいいね・シェア!↓

PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへにほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へにほんブログ村 病気ブログ 新型コロナウイルス感染症へにほんブログ村 病気ブログ がんへ