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熱波と精神疾患の入院

9/17/2026 10:00:00

メンタルヘルス

今日のポイント
→熱波で精神疾患による入院が増える可能性

熱波の発生が精神疾患による入院の増加に関連するか調査しました。モナシュ大学(オーストラリア)からの報告です。(Nature Health、2026年7月10日)

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2000~2019年にかけて、カナダ、ブラジル、チリ、ニュージーランドという4カ国、852カ所で、温暖な季節における261万8,307件の精神・行動障害による入院記録を用いて、熱波との関連を解析しました。熱波は、各地点の日平均気温の97.5パーセンタイルを上回る気温が連続4日間記録された場合と定義しました。

・解析の結果、熱波発生日には精神疾患による入院件数が3.3%増加していました(相対リスク〔RR〕1.033〔95%信頼区間1.007~1.059〕)。
・また、熱波発生日から8日間では5.6%増加していました(RR1.056〔同1.011~1.103〕)。
・熱波の際の入院件数の増加を疾患別に見ると、不安症患者では22.9%、パーソナリティー障害のある人では21.7%と顕著な増加が観察されました。
・ほかにも、統合失調症患者では8.2%増加し、薬物乱用の問題を抱えている人では7.2%増加していました。
・また、若年者(20歳未満)や高齢者、および人口密度の低い地域の居住者は、熱波の影響をより受けやすいことも分かりました。

以上より、熱波の影響で精神疾患の入院患者が増え、最も顕著な入院の増加は不安症患者やパーソナリティー障害のある人であることが示されました。


参考文献:
Mental health hospitalizations associated with sustained extreme heat in multiple countries | Nature Health

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