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高用量インフルエンザワクチンはアルツハイマー病リスクの低下に結びつくか?

7/19/2026 10:00:00

認知症

今日のポイント
→高用量インフルエンザワクチン、アルツハイマー病リスクの低下と関連

高用量のインフルエンザワクチンは、高齢者におけるアルツハイマー病のリスクを低下させる可能性があるのか調査しました。米テキサス大学ヒューストン健康科学センターからの報告です。(Neurology、2026年4月1日)

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高用量ワクチンは、標準用量の約4倍のインフルエンザウイルス抗原を含んでいます。今回の研究では、高用量不活化インフルエンザワクチンを接種した12万775人の高齢者(平均年齢74.4歳、女性57.3%)と、標準用量不活化インフルエンザワクチンを接種した高齢者4万4,022人(平均年齢73.0歳、女性56.4%)を対象に、アルツハイマー病リスクを比較しました。解析は、初回の接種群に基づいてその後の接種状況にかかわらず追跡するITT解析と、追跡中に他のインフルエンザワクチンを接種した場合に打ち切るPP解析の両方で行われました。

・その結果、高用量ワクチン接種群では標準用量接種群と比べて、PP解析では接種後1~25カ月、ITT解析では接種後1~28カ月においてアルツハイマー病リスクが有意に低いことが示されました。
・25カ月時点では、PP解析では185人、ITT解析では270人に高用量ワクチンを接種するとアルツハイマー病の発症が1人減ると推定されました。
・また、このリスク低下は女性でより長期間にわたり認められ、PP解析では1~13カ月、ITT解析では1~17カ月にわたり有意差が認められました。
・一方、男性では、ITT解析で17~24カ月においてのみ有意差が認められ、PP解析ではいずれの期間でも有意差は認められませんでした。

以上より、高用量ワクチンを接種した高齢者は、標準用量ワクチン接種者と比べ、アルツハイマー病リスクが低下する可能性が示唆されました。


参考文献:
Risk of Alzheimer Dementia After High-Dose vs Standard-Dose Influenza Vaccination | Neurology

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