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死亡リスクと関連する昼寝パターンは?

6/23/2026 10:00:05

その他

今日のポイント
→長時間の昼寝、頻回の昼寝、そして午前中に昼寝をする傾向がある高齢者では全死因死亡リスクが高い

ウェアラブルデバイス(手首アクチグラフ)を用いて客観的に測定した昼寝パターンと全死因死亡との関連を調査しました。米国・Harvard Medical Schoolからの報告です。(JAMA Network Open誌、2026年4月20日号)

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本研究では、地域住民を対象としたRush Memory and Aging Project(ベースライン:2005年8月)のデータを用いて、米国・イリノイ州北部在住の56歳以上の1,338人を最長19年間追跡しました。参加者の平均年齢は81.4歳で、76.0%が女性でした。昼寝は午前9時~午後7時の睡眠エピソードと定義し、最長14日間連続の手首アクチグラフのデータから評価しました。Cox比例ハザード回帰モデルを用いて、ベースライン時の昼寝の特徴(1日当たりの平均昼寝時間、平均昼寝回数、日ごとの昼寝時間の変動性、昼寝のタイミング)と追跡期間中の全死因死亡との関連を、調整ハザード比(aHR)および95%信頼区間(CI)で評価しました。

・参加者の大多数(99.0%)は測定期間中に昼寝をしていました。
・年齢が高いほど昼寝時間は長く、昼寝頻度は高く、昼寝時間の変動性も大きくなりました。
・最長19年(平均8.30年)の追跡期間中に、926人(69.2%)が死亡しました。
・ベースライン時の長時間の昼寝は全死因死亡リスク上昇と関連していました。
・昼寝時間が1時間増加するごとのaHRは1.13(95%CI:1.04~1.23)でした(p=0.005)。
・これはベースライン時の年齢が約1.1歳高い場合の死亡リスクに相当しました。
・頻回の昼寝も全死因死亡リスク上昇と関連していました。
・昼寝回数が1回増加するごとのaHRは1.07(95%CI:1.02~1.13)でした(p=0.003)。
・これはベースライン時の年齢が約0.6歳高い場合の死亡リスクに相当しました。
・午前中に昼寝をする群は、午後の早い時間帯に昼寝をする群に比べて死亡リスクが高くなりました(aHR:1.30、95%CI:1.03~1.64、p=0.03)。
・これはベースライン時の年齢が約2.5歳高い場合の死亡リスクに相当しました。
・日ごとの昼寝時間の変動性は死亡リスクと有意な関連を示しませんでした。
・これらの関連の多くは、夜間睡眠時間、睡眠断片化、概日リズム指標、慢性疾患、抑うつ症状、身体活動量などを調整後もおおむね維持されました。

以上より、長時間の昼寝、頻回の昼寝、そして午前中に昼寝をする傾向がある高齢者では全死因死亡リスクが高いことが明らかになりました。


参考文献:
Objectively Measured Daytime Napping Patterns and All-Cause Mortality in Older Adults - PMC

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