規則正しい就寝習慣と血圧変動
1/20/2026 10:00:04
今日のポイント
→規則正しい就寝習慣が血圧変動の管理に効果的
規則正しい就寝習慣と血圧変動について調査しました。米オレゴン健康科学大学(OHSU)からの報告です。(Sleep Advances、2025年11月17日)
高血圧を有する11人の成人(男性4人、平均年齢53歳)を対象に、まずベースラインとして、1週間にわたり活動量計で就寝時間や睡眠パターンを記録するとともに、24時間の自由行動下血圧を測定しました。次に、試験参加者には2週間にわたり同じ時刻に就寝してもらい、その後、再度、24時間自由行動下血圧を測定しました。その上で、就寝時間や入眠時間のばらつき(標準偏差)を計算し、血圧の「最小可検変化量(MDC95)」を使って個人レベルで血圧がどのくらい変化したかを確認しました。
・その結果、就寝時間のばらつきは介入前の32.4(±17)分から介入後には7(±10)分へ(P=0.001)、入眠時間のばらつきも30(±17)分から7(±8)分へ(P=0.011)有意に減少しました。
・また、24時間自由行動下血圧も、収縮期血圧で−4(±4)mmHg、拡張期血圧で−3(±3)mmHgの低下が見られました。
・特に夜間の血圧は低下の幅が大きく、収縮期血圧は−5(±7)mmHg、拡張期血圧は−4(±5)mmHg低下しました(全てP<0.05)。
・さらに、参加者の半数以上が24時間自由行動下血圧でMDC95以上の低下を示しました。
以上より、毎晩同じ時刻に就寝することで血圧を改善できる可能性が示唆されました。
参考文献:
Bedtime regularization as a potential adjunct therapy for hypertension: a proof-of-concept study - PMC
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