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不眠の重症度は認知症リスクに影響あるか?

7/14/2026 10:00:00

認知症

今日のポイント
→不眠の重症度は日本人の認知症リスクに影響あり

睡眠障害は、認知症発症の修正可能なリスク因子である可能性が示唆されています。今回、高齢者における不眠症の重症度が認知症発症を促進させるかどうかを検討しました。神奈川県立保健福祉大学からの報告です。(Archives of Gerontology and Geriatrics誌、2026年9月号)

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山梨県都留市の地域住民を対象とした7年間の縦断研究として実施しました。2016年1月に機能障害のない65歳以上のすべての住民を対象にベースライン調査を実施し、高齢者5,255人が回答を行いました。最長7年間のフォローアップ調査データを収集し、これを分析に含めました。認知症発症は、介護保険データを用いて評価しました。不眠症の重症度は、アテネ不眠尺度を用いて測定しました。不眠症の重症度と認知症発症との関連性を検討するため、制限付き3次スプラインモデルと時間変動型Cox比例ハザードモデルを用いた解析を行いました。

・フォローアップ期間中に認知症を発症した参加者は、878例でした(16.7%)。
・不眠症の重症度と認知症発症リスクとの間に線形の用量反応関係があることが、スプライン曲線より示されました。
・社会人口統計学的因子および健康特性を調整した後、不眠症の重症度が高いほど認知症発症率が高いことが示唆されました(ハザード比:1.02、95%信頼区間:1.00〜1.04)。
・性別、年齢、学歴による層別解析およびベースラインから2年以内に認知症を発症した参加者を除外した感度分析の結果は、主要解析の結果と一致していました。

以上より、日本人高齢者において、不眠症の重症度が高いほど認知症発症リスクが高まることが示されました。


参考文献:
Does insomnia severity increase the risk of dementia? A 7-year longitudinal study - ScienceDirect

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