果物や野菜でうつ病リスクはどのくらい低下するのか?
9/27/2026 10:00:07
今日のポイント
→果物や野菜の摂取量が多いほど抑うつ症状リスクが低い
果物および野菜の摂取と抑うつ症状の発症リスクとの関連を検討しました。イラン・テヘラン医科大学からの報告です。(Journal of Affective Disorders誌オンライン版、2026年7月21日号)
2025年11月までに公表された研究をPubMed、Web of Science、Scopus、Embase、Google Scholarより検索しました。研究の特性、食事調査方法、アウトカム、効果推定値、共変量に関するデータを、2人のレビュアーが独立して抽出しました。統合相対リスク(RR)の算出には変量効果モデルを用い、線形および非線形の用量反応関係を評価しました。異質性の評価にはI2統計量、エビデンスの確実性の評価にはGRADEアプローチを用いました。
・合計38万5,449人の参加者および2万6,592件の抑うつ症例を含む13のコホート研究を解析対象としました。
・果物と野菜の合計摂取量が最も多い群は、最も少ない群と比較し、抑うつ症状リスクが37%低いことが示されました(RR:0.63、95%信頼区間[CI]:0.50〜0.80)。
・摂取量が1日当たり200g増加するごとに、抑うつ症状リスクが16%低下しました(RR:0.84、95%CI:0.74〜0.94)。
・個別の解析では、抑うつ症状リスクは、果物の摂取で16%、野菜の摂取で12%低下することが示されました。
・また、野菜については非線形の用量反応関係が認められました。
以上より、果物や野菜の摂取量が多いほど抑うつ症状リスクが低いことが示唆されました。
参考文献:
Association between fruit and vegetable intake and risk of depression: A systematic review and meta-analysis of prospective cohort studies - ScienceDirect
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