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日本人既婚男性の性機能は低下している

3/5/2026 10:00:04

その他

今日のポイント
→30年前と比較して、日本人既婚男性の性機能が顕著に低下

本邦の男性不妊を対象とした研究では、勃起機能不全による不妊の増加が報告されています。そこで、日本人男性を対象として1991年と2023年に実施された調査のデータを用いて、性機能、性交頻度の変化を検討しました。三樹会泌尿器科病院からの報告です。(International Journal of Urology誌、2026年1月号)

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日本性機能学会が2023年に実施した全国調査(性機能障害全国実態調査:2023年調査)と、札幌医科大学泌尿器科が1991年に実施した調査(1991年調査)のデータを比較しました。1991年調査は既婚男性を対象としていたことから、2023年調査のデータからは、既婚男性3,795人(20~79歳)を抽出しました。1991年調査のデータからは、勃起硬度(3,886人)、早朝勃起の頻度(7,517人)、性交頻度(8,893人)の回答を用いました。両調査の質問項目を標準化し、勃起硬度(Erection Hardness Score:EHS、グレード0~4、低いほど重症)、早朝勃起の頻度(まったく自覚しない、週1回未満、週1回、週に2~3回、毎日)、性交頻度(まったくなし/定期的な行為なし、月1回未満、月1~2回、週1回、週2回、週3回以上)について、年代別に比較検討しました。

・陰茎の硬さが挿入に不十分とされるEHSグレード2以下の割合は、1991年調査と比較して、2023年調査が75~79歳を除くすべての年代で有意に高くなりました。
・早朝勃起がまったくないと回答した割合は、1991年調査と比較して、2023年調査がすべての年代で有意に高くなりました。
・性交頻度が月1回未満(セックスレスの定義の1つ)の割合は、1991年調査と比較して、2023年調査が20代を除くすべての年代で有意に高くなりました。

以上より、過去30年間で日本人既婚男性の性機能が顕著に低下しており、とくに若年・中年層での低下が大きいことがわかりました。


参考文献:
Three Decades of Change in Frequency of Sexual Intercourse and Sexual Function Among Japanese Men: A Comparative National Survey - Sato - 2026 - International Journal of Urology - Wiley Online Library

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