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術後の歩数と回復期間

7/26/2026 10:00:05

その他

今日のポイント
→術後の1日当たりの歩数が術前と比べて1,000歩増加するごとに、入院期間が短縮し、合併症リスクが低下する

手術から回復中の患者にとって、散歩は順調な術後回復を促すのか調査しました。米オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターからの報告です。(Journal of the American College of Surgeons、2026年5月6日)

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この研究では、入院手術を受けた成人患者のうち、術前および術後30日以上のデータが取得可能な1,965人(平均年齢50.4歳、女性69.5%)を対象に、術後の1日当たりの歩数および心拍変動(HRV)の変化と、入院期間、合併症の発生、および再入院との関連を検討しました。さらに、自己申告による健康状態(ウェルネス)についても、感度分析として術後転帰との関連を検討しました。歩数とHRVは、患者が所有するウェアラブルデバイスで測定されました。

・その結果、年齢、性別、手術リスクなどの因子を調整後も、術前と比べて術後の歩数が1日当たり1,000歩増えるごとに、合併症リスクは30日以内で17%(調整オッズ比0.83、95%信頼区間0.69~1.00)、90日以内で18%(同0.82、0.70~0.96)低下しました。
・さらに、再入院リスクは30日以内で15%(同0.85、0.76~0.96)、90日以内で16%(同0.84、0.75~0.94)低下し、入院期間は6%短縮しました(発生率比0.94、95%信頼区間0.90~0.99)。
・一方、術後のHRVの変化と自己申告によるウェルネスは、いずれの術後転帰とも有意な関連を認めませんでした。

以上より、術後の1日当たりの歩数が術前と比べて1,000歩増加するごとに、入院期間が短縮し、合併症リスクが低下する可能性が示されました。


参考文献:
Journal of the American College of Surgeons

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