高血圧の日本人、〇〇がん発症率が高い
9/6/2026 10:00:07
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→高血圧の日本人、大腸がん発症率が高い
高血圧と大腸がん発症率の関連を調査しました。静岡社会健康医学大学院大学からの報告です。(Hypertension Research誌オンライン版、2026年7月28日号)
2012~22年に収集された静岡地域の保険請求データと健康診断データを含む静岡県国保データベースを用いた集団ベースの後ろ向きコホート研究です。プロペンシティスコアマッチングを用いて、正常血圧群と高血圧群の大腸がん発症率を比較し、死亡を競合リスクとしてGray検定を行い累積発症率を分析しました。また、日本多施設共同コホート研究(J-MICC STUDY)のデータを用いて、血圧に関する多遺伝子リスクスコアを解析し、遺伝学的に決定された高血圧感受性が大腸がん発症率に影響するかどうかを評価しました。
・降圧薬非服用者において、正常血圧群が11万3,724人、高血圧群が8万5,399人でした。
・追跡期間(中央値:4.38年)中に、正常血圧群では1,130人、高血圧群では850人に大腸がんが発症しました。
・プロペンシティスコアマッチングを行った結果、高血圧群における大腸がん発症率が有意に高く、ハザード比は1.15(95%信頼区間:1.02~1.30)であった。男女別に解析すると男性のみでこの関連が認められました。
・降圧薬服用者では、女性において大腸がんリスクが高くなりました。
・血圧に関する多遺伝子リスクスコアと大腸がん発症率との間に関連は認められませんでした。
以上より、降圧薬非服用者では男性において高血圧と大腸がん発症率が関連し、降圧薬服用者では女性において高血圧と大腸がん発症率が関連していました。
参考文献:
High incidence of colorectal cancer in Japanese individuals with hypertension | Hypertension Research
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