1晩2回以上の夜間頻尿、日本人男性40歳以上の〇割以上
7/7/2026 10:00:00
今日のポイント
→1晩2回以上の夜間頻尿、日本人男性40歳以上の3割以上
夜間に2回以上の排尿はQOLの低下や死亡リスクの増加と関連することが報告されています。今回、日本人を対象に夜間排尿階数とQOL、その他疾患等との関連について調査しました。山梨大学からの報告です。(International Journal of Urology誌、2026年5月号)
本研究は、下部尿路症状と日常生活に関する48項目の質問票から成る全国規模のオンライン調査である大規模疫学調査(JaCS 2023)のデータを用い、20~99歳の参加者6,210人を対象に評価を行いました。夜間頻尿の定義に基づき、参加者を「夜間頻尿群」と「非夜間頻尿群」に分類しました。夜間頻尿の有病率を調査し、多変量ロジスティック回帰分析を用いて夜間頻尿に関連する要因を男女別に検討しました。さらに60歳未満および60歳以上の参加者についてサブグループ解析を行いました。
・夜間頻尿の有病率は、男性で27.1%(40歳以上:31.4%、60歳以上:39.8%、80歳以上:58.1%)、女性では17.8%(40歳以上:19.9%、60歳以上:24.7%、80歳以上:38.2%)で、加齢により増加しました(傾向のp<0.0001)。
・男性では年齢、PS1以上、高血圧、うつ病/不安障害、不眠症、前立腺肥大症、便失禁、週1回以上の飲酒、勃起不全(ED)、女性では年齢、PS1以上、歩行速度の低下、高血圧、不眠症が、夜間頻尿と独立して関連していました。
・サブグループ解析では、男性におけるED、女性におけるPS1以上が有意な因子であることが示されました。
以上より、日本人男性40歳以上の3割以上では1晩2回以上の夜間頻尿に悩まされていることが明らかになりました。
参考文献:
Prevalence and Factors Associated With Nocturia (≥ 2 Night‐Time Urinary Episodes) in Japan: Analysis of the 2023 Japan Community Health Survey (JaCS 2023) - Kira - 2026 - International Journal of Urology - Wiley Online Library
この記事が気に入ったらいいね・シェア!↓

