認知症リスクが下がる2つの運動とは?
9/29/2026 10:00:05
今日のポイント
→筋力トレーニングやゲートボールが認知症予防に有効
どのような運動が特に認知症予防に有効か調査しました。日本体育大学/筑波大学からの報告です。(Geriatrics & Gerontology International誌、2026年8月号)
日本の地域在住高齢者5,074人を対象に、2013年6月(プレベースライン)および2017年8月(ベースライン)に郵送調査を実施し、2021年7月まで最長4年間追跡しました。認知症の判定は厚生労働省の全国標準化尺度を使用しました。17種類の運動への参加状況を調べ、参加者が150人以上存在した5種類の運動(体操、ウォーキング、ゲートボール、ゴルフ、筋トレ)について、非運動群と比較した認知症発症のハザード比(HR)をRobust分散推定量を用いた多変量調整Cox比例ハザードモデルで算出・解析しました。
・追跡期間(中央値:4.0年)の間に、5,074人中430人(8.5%)が認知症を発症しました。
・筋トレ(調整後HR:0.26、95%信頼区間[CI]:0.08~0.81)、ゲートボール(調整後HR:0.68、95%CI:0.46~0.99)では、非運動群と比べ有意な認知症発症リスクの低下が認められました。
・体操、ウォーキング、ゴルフでは、有意なリスク低下は認められませんでした。
以上より、ゲートボールや筋トレへの取り組みは、高齢者における認知症予防に有用である可能性が示唆されました。
参考文献:
Types of Exercise and Risk of Developing Dementia in Older Japanese Community‐Dwelling Adults: A Prospective Study - PMC
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