スマホ依存は本当に自殺リスクと関連しているか?
9/3/2026 10:00:08
今日のポイント
→スマホ依存は自殺リスク相関あり
スマートフォン依存は、自殺念慮や自殺企図との関連するのか調査しました。中国・University of Health and Rehabilitation Sciencesからの報告です。(PeerJ誌、2026年6月8日)
スマートフォン依存と自殺念慮または自殺企図との関連を検討した査読付き英語論文を対象に、PubMed、Embase、Web of Science、Cochrane Libraryより検索しました(対象期間:1971~2025年8月)。研究の質は、ニューカッスル・オタワ尺度を用いて評価しました。
・11件の横断研究が選択基準を満たしました。
・研究の実施地域は、韓国が9件、中国が1件、米国が1件でした。
・11件中7件の研究は、研究の質が高くなりました。
・スマートフォン依存と自殺念慮との間には、青年、大学生、若年成人のいずれの集団においても、一貫して有意な正の関連が認められました。
・この関連には用量反応関係が認められ、依存の重症度が増す高リスク群ほど自殺念慮のオッズ比(OR)が上昇しました(ORの範囲:1.14~4.57)。
・自殺企図についても、高リスク群において有意な関連が認められました(ORの範囲:1.15~1.87)。
・この関係には、ストレスや使用時間といった相乗的な要因による影響が認められました。
以上より、スマートフォン依存は、さまざまな集団において自殺念慮および自殺企図のリスク上昇と有意に関連していることが明らかとなりました。
参考文献:
Association between smartphone addiction, suicidal ideation and suicide attempt: a systematic review - PMC
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