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日本人高齢者のチーズ摂取と認知症リスク低下

1/11/2026 10:00:04

認知症

今日のポイント
→週1回のチーズ摂取で日本人高齢者の認知症リスクが低下

日本人における習慣的なチーズ摂取と認知症発症との関連性を検証しました。新見公立大学からの報告です。(Nutrients誌、2025年10月25日号)

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日本老年学的評価研究機構(JAGES)プロジェクト2019-22コホートのデータを分析し、調査結果と介護保険の記録を関連付けました。65歳以上で、過去に介護保険認定を受けていない参加者を対象としました。チーズの摂取量は、ベースライン時に評価し、週1回以上摂取する人と摂取しない人に分類しました。社会人口統計学的および健康関連の共変量には、傾向スコアマッチングを適用しました。3年間の認知症発症のハザード比(HR)の推定には、Cox比例ハザードモデルを用いました。

・傾向スコアマッチング後、7,914例(チーズ摂取者:3,957例、非摂取者:3,957例)が解析対象として抽出されました。
・ベースラインの共変量は、両群間で同様でした。
・3年間で認知症を発症した参加者は、チーズ摂取者で134例(3.4%)、非摂取者で176例(4.5%)であり、絶対リスク差は1.06パーセントポイントでした。
・チーズ摂取は、認知症のHR低下との関連が認められました(HR:0.76、95%信頼区間:0.60〜0.95、p=0.015)。

以上より、週1回以上の習慣的なチーズの摂取は、高齢者における3年間の認知症発症リスクの低下と中程度の関連性が認められました。


参考文献:
Cheese Consumption and Incidence of Dementia in Community-Dwelling Older Japanese Adults: The JAGES 2019–2022 Cohort Study

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